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M-Review

【特集 求心性の神経伝達と下部尿路機能】

In vivo単一神経活動導出法による膀胱求心性神経の機能解析

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掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.20 No.1 46-54, 2012
著者名
相澤直樹 / 本間 之夫 / 井川靖彦
記事体裁
抄録
疾患領域
泌尿器
診療科目
一般内科 / 産婦人科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
排尿障害プラクティス

膀胱からの知覚を伝達する求心性神経路は, 太く有髄のAδ線維と細く無髄のC線維の二種類が担っており, Aδ線維が膀胱壁の受動的な伸展および能動的な収縮に反応する機械的刺激受容器(mechanosensor)として働く一方で, C線維は主に尿中の刺激物質や種々の炎症を感知する侵害刺激受容器として働くと考えられている. われわれの研究室では, ラットを用いて, 膀胱における伸展受容一次求心性神経活動をAδおよびC線維に分けて単一線維で測定する研究を行ってきた. 今回, この手法を用いた求心性神経の機能解析について概説する.
「はじめに」 膀胱を含めた下部尿路は, 体性神経の陰部神経, 交感神経の下腹神経, 副交感神経の骨盤神経から神経支配を受けている. これらの支配神経のうち, 下腹神経および骨盤神経を用いた膀胱の求心性神経活動測定は1970年代から行われてきた. 用いられる動物種は, イヌ・ネコ・モルモット・ラット・マウスとさまざまだが, 近年はノックアウトマウスを用いて神経活動を測定した報告もあり1,2), 小動物においても再現性の高いデータを取得することが比較的容易になり, コスト・飼育管理の面からも, 特にラットやマウスでの報告が増加している傾向にある3-11).
「Key Words」求心性神経, 膀胱, 尿路上皮, メカノセンサー

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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