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M-Review

【特集 求心性の神経伝達と下部尿路機能】

膀胱上皮におけるTRPVチャネルとATP放出メカニズム

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掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.20 No.1 7-14, 2012
著者名
中込宙史 / 望月勉 / 武田正之
記事体裁
抄録
疾患領域
泌尿器
診療科目
一般内科 / 産婦人科 / 泌尿器科 / 老年科
媒体
排尿障害プラクティス

近年の神経科学研究により, イオンチャネルやレセプター分子がメカノセンサーとしても機能しているとされ, 尿路においてもTRPチャネルなどの“センサー分子”の役割が解明されてきた. その中でもわれわれは, 膀胱上皮に多く存在するTRPV4チャネルが機械伸展刺激に応答し, 蓄尿時の求心性シグナル伝達に関わることを明らかにした. 膀胱におけるmechano-afferent transductionに関与する機構を, そのセンサー分子だけではなく, ATPなど神経伝達物質の放出機構も含めて解明することは, 過活動膀胱など下部尿路機能障害に対する創薬の開発に寄与するものと考えている.
「はじめに」 下部尿路機能障害, 特に蓄尿障害の発生メカニズムの解明のためには, 生理的な排尿反射調節機構の理解が欠かせないと考えているが, いまだに十分には解明されていない. その中でわれわれは, これまで蓄尿時における膀胱上皮の機能に注目して研究を進めてきた.
「Key Words」mechanosensory transduction, 膀胱上皮, TRPVチャネル, ATP

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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