One airway,one disease
小児気管支喘息と副鼻腔炎
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- 掲載誌
- 喘息 Vol.23 No.1 66-70, 2010
- 著者名
- 寺田明彦
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 呼吸器 / 耳鼻科疾患 / 小児疾患
- 診療科目
- アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 小児科
- 媒体
- 喘息
「Summary」小児では, 気管支喘息の増加に伴い合併症として副鼻腔炎も増加している. 気管支喘息の咳は, 気管支拡張薬や吸入ステロイド薬によって改善する. しかし, 副鼻腔炎を合併すると咳がなかなか改善しない. また, 副鼻腔炎は気道過敏性を悪化させ, 喘息増悪の原因にもなる. 副鼻腔炎の的確な診断ならびに治療が気管支喘息のコントロールにとって重要である. 「はじめに」アレルギー性鼻炎と気管支喘息は合併することが多く, “One airway, one disease”といわれている1). 成人では, 気管支喘息の発症危険度が, 鼻炎と副鼻腔炎がない人に比べて鼻炎があると2.59倍, 鼻炎・副鼻腔炎があると6.28倍に増加すると報告されている2). 小児では, 気管支喘息の発症年齢が低年齢化するに従い副鼻腔炎の合併が多くなっているが3), 副鼻腔炎があると喘息になりやすいかどうかは明確ではない. 本稿では, 小児気管支喘息に合併する副鼻腔炎の影響に関して解説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
