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好酸球性副鼻腔炎


掲載誌
喘息 Vol.23 No.1 2-6, 2010
著者名
春名眞一
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 耳鼻科疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科
媒体
喘息

好酸球性副鼻腔炎(eosinophilic sinusitis;ES)とは, 副鼻腔粘膜に著明な活性好酸球が浸潤した副鼻腔炎とされる1). 欧米においては, 著明に好酸球が浸潤した副鼻腔炎をdiffuse eosinophildominanted polyposis2), アレルギー性真菌性副鼻腔炎(allergic fungal sinusitis;AFS)3)やeosinophilic mucin rhinosinusitis4)と名称される. ESにおける副鼻腔粘膜の組織像の特徴は, 多数の好酸球浸潤, 基底膜肥厚, 上皮細胞の剥奪, 杯細胞の増生など喘息のリモデリングと類似するが, 平滑筋はなく, 必ずしも非可逆的とはいえない. 従来, 喘息を合併した慢性副鼻腔炎はマクロライド療法に抵抗性で内視鏡下鼻内副鼻腔手術後に再発しやすく, 難治性副鼻腔炎とされた. しかしながら, 多くの症例の検討から喘息を伴わない多くのESの存在も認められた. 一方, 好酸球性中耳炎では, ほぼすべての症例で喘息を合併している5).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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