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臓器移植と血管病変

臓器移植と血管新生

田中君枝佐田政隆

Angiology Frontier Vol.5 No.3, 16-21, 2006

移植後動脈硬化は慢性拒絶反応であり, 一部の心移植症例では著明な冠動脈狭窄を引き起こし, 長期予後を悪化させる原因となる. 移植後動脈硬化病変の形成機序は明らかになっていないが, 高脂血症に伴う動脈硬化病変と同様に, 「Rossの傷害血管仮説」に従うと考えられている. また, 最近の研究によると, 外膜側の微小血管(vasa vasorum)の発達が動脈硬化病変を進展させる因子として注目されているが, 移植後動脈硬化病変においても同様に, 病変での微小血管の進展を認めると報告されている. また, さまざまな血管成長因子との関連が示唆されている. 本稿では移植後動脈硬化病変と血管新生および血管成長因子との関連について, 現在までに報告されている知見を述べる.

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