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肝不全の各種病態と新しい治療の視点

肝不全に対する細胞移植療法の応用

山之内孝彰江口晋高槻光寿兼松隆之

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 61-67, 2007

肝不全に対する, 最も有効であり確立された治療法は肝移植であるが, ドナー不足, 高侵襲, 術後合併症といった問題点を有する. 肝細胞移植は肝移植に替わる, あるいは肝移植までの“bridge”としての役割が期待され, 動物実験, さらに臨床応用が行われている. 臨床では肝細胞移植により, 検査上の肝機能や肝性脳症の改善を認め, なかには完全に回復した例や肝移植までの“bridge”として有用であった例も散見される. しかし, 多くの場合その効果は一時的であるのが現状であり, 一度に大量の細胞を移植できないことが原因のひとつであると思われる. 現在, より効果的な細胞移植療法を目指して, 代替細胞や移植肝細胞のレシピエント肝内での増殖といった研究が行われている.

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