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新刊
The Lipid Vol.36 No.2 12-20, 2025より
特集 脂質と老化
1.加齢に伴う脂質代謝変容
石原 知明 / 有田 誠
体内の脂質プロファイルは加齢に伴い大きく変動し,老化や加齢関連疾患の発症に関与する。マウスを用いた包括的リピドミクス解析により,リン脂質,スフィンゴ脂質,糖脂質を含む多様な脂質の加齢に伴う変動が明らかにされている。さらに,こうした脂質変動の一部には性差や腸内細菌叢が影響しており,腎臓では糖脂質代謝に性差が認められ,肝臓では雌に特有の腸内細菌依存的な脂質代謝の変容が見出されている。さらに,腸内細菌依存的な脂質が宿主の末梢組織に移行する可能性も示唆されている。これらの知見は,老化における脂質代謝の分子基盤の理解を深め,新たなバイオマーカーや予防・治療戦略の開発に寄与すると期待される。
新刊
The Lipid Vol.36 No.2 10-11, 2025より
特集 脂質と老化
特集にあたって
南野 徹 / 吉田 陽子
ヒトは加齢に伴い,代謝疾患や心血管疾患,脳血管疾患や神経変性疾患などのいわゆる加齢関連疾患の罹患率が増加する。加齢に伴って臓器機能や免疫能の低下,運動機能の低下や皮膚,毛髪などの見た目の変化も来し,病的な臓器機能の低下が加齢関連疾患の大きな要因の1つにもなっている。例えば,心血管系では動脈硬化や心臓の線維化が進行し,これにより虚血性心疾患や心ポンプ機能の低下による心不全,また不整脈などの発症率が増加する。中枢神経系においては神経細胞の喪失やシナプス可塑性の低下,ミトコンドリア機能不全などが生じることが知られており,アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の基盤となり得る。
新刊
The Lipid Vol.36 No.2 4-8, 2025より
見る脂質のページ〈さまざまなモダリティで見る脂質〉
第4回 時間分解蛍光解析による脂質膜構造の階層的理解
渡邉 望美 / 伊藤 夏海 / 馬越 大
脂質膜は,細胞機能の発現において中心的な役割を担う。脂質膜は親水的なリン酸部分と炭化水素からなる疎水部分をもつ両親媒性分子であるリン脂質が自発的に集合して形成する二分子膜であり,その形成には水和特性と疎水効果が重要な要因として関与する。特にその水和特性は,分子透過性,膜表面活性,生体分子との相互作用などに関与する。脂質二分子膜内には,膜表層の親水性領域から,界面,膜内部の疎水性領域へと連続的に変化する深さ方向の物理化学的性質の勾配が存在し,水和度や極性,粘性などの特性の異なる領域が層状に分布している。この深さ方向の勾配は,分子の透過性や膜機能の局在に大きな影響を与えることから,膜構造の階層的特性の理解が求められている。
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 40-41, 2025より
第18回箱根ドライアイクラブ 開催レポート
中城 珠里
4月26・27日に,ホテルオークラ神戸にて第18回箱根ドライアイクラブが開催されました。今年のテーマは「次世代ドライアイスペシャリストの未来予想―究極のディスカッション―」で,興味深い講演が盛りだくさんの2日間となりました。 私は眼科2年目で,外来が始まって約半年ほどですが,ドライアイ患者さんを診る機会が多く,ときに重症例にも遭遇しました。1回2回の診療ではあまり治療効果がなく,上級医に相談してようやく改善した例もありました。外来でよく出会う疾患だからこそ,もっとドライアイへの知識を深めたいと感じていました。もともと箱根ドライアイクラブのことは存じており,今回,当医局の坂根由梨先生にお誘いいただき,症例プレゼンも兼ねて参加させていただきました。
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 37-39, 2025より
ドライアイ外来最前線
私のドライアイ診療②
今野 公士
医療法人社団インフィニティメディカルを母体とする当院は,大学病院レベルの設備と医療機器を整え,最先端かつ最前線の眼科医療を提供しています。首都圏にある7大学病院とも緊密に連携し,非常勤医として登録する眼科専門医は50名以上にのぼります。手厚い診療体制のもと,さまざまな専門外来を開設し,白内障手術,硝子体手術,緑内障手術といった手術も数多く手がけています。ちなみに当院の英語名は「Hachioji You Eye Center(あなたの眼のセンター)」です。この名称には,診療のセンター化を図ることで専門性の高い眼科診療をもれなく提供し,地域医療に貢献したいという私の願いを込めています。
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 34-36, 2025より
ドライアイ外来最前線
私のドライアイ診療①
川部 幹子
当院は2005年の開院以来,お子さんからご年配の方まで地域の皆さんに真心のこもった最善の眼科診療を提供すべく,医師,看護師,視能訓練士,事務スタッフが有機的に連携するチーム医療を基本に取り組んでいます。また,ほかの疾患の症状が目に現れることも少なくないため,中核病院の脳神経外科など関連する診療科とも緊密に連携し,患者さんの不安を取り除く全人的医療を心がけています。 それはドライアイ診療も同じです。先生方もご経験されているように,この疾患の原因は多様で複雑であるため,なかには全身疾患的な側面から関わらなければならない患者さんもいます。全人的医療の視点をもつことはその見極めと対応においても役立っています。
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 32-33, 2025より
ドライアイリサーチアワード受賞論文解説
人工知能による涙液層破壊時間の推定とドライアイ診断
清水 映輔
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 28-31, 2025より
ドライアイリサーチアワード受賞論文解説
新しい指標を用いたビデオケラトグラファによるドライアイ評価
草田 夏樹
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 26-27, 2025より
ドライアイリサーチアワード受賞論文解説
リサーチアワード受賞者決定
渡辺 仁
ドライアイリサーチアワードも20回目を迎え,すっかり眼科のなかでも定着してきた。そのドライアイリサーチアワードについて,前号(Vol.20 No.1)ではベストリサーチアワードを受賞した北海道大学の菊地香澄先生に登場いただいたが,今回ご紹介するのは,ベストリサーチアワードには惜しくも僅差で届かなかったものの,傑出した内容の論文であるとしてリサーチアワードを受賞されたお二人である。 今回受賞のお二人は,いずれも涙液層の破壊時間(BUT)や涙液層の破壊パターン(BUP)を画像によって計測し,データ解析することでドライアイの診断・治療に役立てられる研究といえる。それではお二人の研究をみてみよう。
新刊
Frontiers in Dry Eye Vol.20 No.2 24-25, 2025より
TOPICS
ARVO2025
白根 茉利子
「Investigating autonomic contributors to symptoms of dry eye and neuropathic/nociplastic ocular pain(NOP)」Donthineni PR, Shields C, Muralidhar R, et al. 「Licaminlimab in the treatment of dry eye disease」Galor A, Donnenfeld E, Baudouin C, et al.
1〜10(全 21600 件)
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