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食後高脂血症の新しい捉え方

食後高脂血症と虚血性心疾患

―疫学調査―

磯博康

The Lipid Vol.18 No.4, 20-24, 2007

日本の地域住民11,000人のコホート研究において,非空腹時トリグリセライド値が,HDLコレステロール値とは独立して虚血性心疾患発症と関連すること,その中で食後3~7時間のトリグリセライド値が,発症者において,非発症者に比べて特に大きいことが認められている.また,健常人ならびに糖尿病患者において,食後高トリグリセライド血症が総頸動脈の内中膜肥厚と関連することが示されている.食後高トリグリセライド血症は腹部肥満,カイロミクロンのレムナントの高値,小型LDL高値,PAI-1などの凝固線溶系因子とも関連する.これらのエビデンスは,食後高トリグリセライド血症が虚血性心疾患の危険因子であることを支持する.

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