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脆弱性骨折をめぐる諸問題

(座談会)脆弱性骨折をめぐる諸問題

萩野浩森諭史細井孝之

THE BONE Vol.21 No.2, 87-97, 2007

「萩野(司会)」骨粗鬆症では, 骨密度の低下に伴って骨構造が変化し, 脆弱性骨折が起こりやすくなります. 脆弱性骨折が起こった患者では短期間に続けて骨折が発生することが多く, QOLは著しく低下し, 生命予後にも悪影響を及ぼします. しかしながら, 骨粗鬆症は骨折による合併症が介護の必要性を高め, QOLを悪化させる疾患であるとの認識度は高いとは言えず, 脊椎骨折の診断漏れも少なくないことから, 骨折予防のための治療が十分に行われていないのが現状です. そこで本日は, 森論史先生と細井孝之先生をお招きし, 「脆弱性骨折」についてご討議いただき, 読者の脆弱性骨折に対する理解の一助になればと考えています. わが国の「原発性骨粗鬆症の診断基準(2000年度改訂版)」では, 骨密度に脆弱性骨折の既往, 合併を加えて判定する方法をとっており, 海外での骨密度のみで診断される方法に比べて骨折リスクの予知に優れたものとなっています. さらに, 昨年, 日本骨粗鬆症学会より, 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版」が発表されました.

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