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不整脈治療の最新動向―薬物療法か非薬物療法か―

Brugada症候群

山田優子鎌倉史郎

Pharma Medica Vol.25 No.5, 53-57, 2007

「はじめに」Brugada症候群は, 明らかな器質的心疾患を認めず, V1~V3誘導心電図(ECG)で特徴的なST上昇と, 右脚ブロック様波形を呈し, 主として夜間の心室細動(veutricular fibrillation;VF)による突然死を臨床的特徴とする症候群である. わが国では古くから40歳代前後の働き盛りの健康な男性が夜間に突然死する『ぽっくり病』が知られているが, Brugada症候群はその原因疾患とされ, アジアに多いことが知られている. その治療は, VFの二次予防としての植え込み型除細動器(implantable cardioverter-defibrillator;ICD)植え込み法が確立されているといっていいが, 一次予防についてはいまだ確立したものはないのが現状である. また, 薬物治療ではこれまでにβ刺激薬やItoチャネル遮断薬によるVF予防法が提唱されているが, これもまた確実なものではない. 本稿では, 現時点で行われているBrugada症候群の薬物・非薬物療法について述べる.

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