日本外科感染症学会総会学術集会
(講演)外科・救急領域における深在性真菌症の診断と治療 救急・集中治療領域における深在性真菌症の診断と治療
第26回日本外科感染症学会総会学術集会ワークショップ2 2013年11月25日(月)
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- 掲載誌
- 感染症道場 Vol.3 No.1 58-62, 2014
- 著者名
- 佐々木淳一
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 感染症
- 診療科目
- 皮膚科 / 麻酔科 / 手術・救急
- 媒体
- 感染症道場
深在性真菌症は救急・集中治療領域における「沈黙の感染症」といわれ, 特異的症候が欠如している疾患である. また, 耐性菌などによる重症感染症に罹患している患者に発症することが多く, 進行が緩徐である. さらに, 放置すれば確実に悪化する. 深在性真菌症を適切に認識するため, 救急・集中治療の臨床の立場から深在性真菌症を概説する. 「救急・集中治療領域における深在性真菌症」実際に救急・集中治療領域で感染症がどの程度あるかを検討したEPIC II studyではICUでの患者の予後を考えるうえで, 感染症は非常に重要であり, さらにそのなかでも深在性真菌症は一定の割合を占めていることが報告されている1). また, EPIC II studyのサブ解析では, 血流感染例をカンジダ, グラム陽性菌, グラム陰性菌に分けた層別解析が行われている2). ICUにおけるCandidaの血流感染症の死亡率は42.6%, グラム陽性菌25.3%, グラム陰性菌29.1%という結果であり, Candidaの血流感染例の予後が悪いことが示された.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
