Selected Papers(内分泌領域)
臨床的総説;尿崩症診断の現在と将来
Current state and future perspectives in the diagnosis of diabetes insipidus; a clinical review. Fenske W, Allolio B. J Clin Endocrinol Metab 97: 3426-3437, 2012
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- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.4 No.1 78-79, 2014
- 著者名
- 鴨井久司
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 腎臓
- 診療科目
- 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「要約」著者らは, PubMedとThe Cochrane Libraryに2012年1月までに報告されたデータベースをもとに15の論文を分析した. 尿崩症(DI)は種々の要因で生じ, 主として4つに分類されている. そのなかでも中枢性尿崩症(CDI)は従来は原因不明とされていたが, リンパ球性下垂体炎が要因であることが明らかになった. この疾患概念は, わが国のImuraら1)が「New England Journal of Medicine」誌に発表して以来大変注目されている. リンパ球性下垂体炎は自己免疫性障害による可能性が高いが, その診断には現在は病巣の生検が必要であり一般的ではない. また, 血液中の特異的な自己抗体を測定できれば診断は容易であるが, まだ発見されていない. わが国の杉村らが開発中のものの特異性が証明されれば, 有力な方法になるであろう. 遺伝性のCDIで遺伝子異常を世界ではじめて見出したのはわが国の伊藤らであり, その後は多くの遺伝子異常がみつかっている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
