Focus
低ナトリウム血症を伴う難治性心不全にトルバプタンの投与が有効であった慢性血栓塞栓性肺高血圧症の1例
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Fluid Management Renaissance Vol.4 No.1 94-96, 2014
- 著者名
- 岡 俊明
- 記事体裁
- 症例 / 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 呼吸器 / 腎臓
- 診療科目
- 循環器内科 / 呼吸器内科 / 腎臓内科
- 媒体
- Fluid Management Renaissance
「症例背景」79歳, 女性. 主訴:呼吸苦, 下腿浮腫. 既往歴:両側乳腺腫瘍, 洞不全症候群(DDDペースメーカー植え込み). 現病歴:2008年11月, 歩行中の意識消失で近医受診, 胸部レントゲン写真で胸部異常陰影を指摘され当院呼吸器内科受診. 胸部造影CT検査で肺動脈に血栓像を認め, 経胸壁心エコー検査で推定右室圧80~85mmHgの肺高血圧症の所見があり, 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断で当科第1回入院となった. ワルファリンを導入し, 肺高血圧症に対してはベラプロスト, フロセミド, ボセンタンを順次導入したが改善はなく, 右心不全により入退院をくり返していた. 2011年10月より呼吸苦, 下腿浮腫が著明となり, 10月14日右心不全増悪により当科入院となった. 入院時内服薬:フロセミド80mg, スピロノラクトン25mg, トリクロルメチアジド2mg隔日, ベラプロスト120μg, ボセンタン250mg, ワルファリン1.5mg.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
