Opinion
血液診療科の現状と活性化のための方策 第2回
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- 掲載誌
- Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.2 48-52, 2012
- 著者名
- 大野竜三
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Trends in Hematological Malignancies
「血液内科が稼ぎ頭の人気科である某病院の理由」前号で記した血液内科が稼ぎ頭の人気科である某病院につき, もう少し詳しく説明し, なぜそうなのかを私なりに考察してみたい. 大阪市の中心部にある1,020床のこの大病院では, 血液内科常勤医は12名, 加えて初期研修医2名と他内科専攻医ローテーター1名がいる. ベッド数は58だが実質70名前後の入院患者がおり, うち16が無菌室で現在さらに2床を増設中. オープンになっている業務実績報告書をみると, 2011年9月の外来+入院の総稼働額は2.48億円であり, 100床以上で常勤医21名の外科の2.47億円, 121床で常勤医26名の消化器科の2.29億円を抑えて全診療科の第1位であり, 確かに院長が言っていたとおりの稼ぎ頭である. 現部長が10年前に赴任したころは, 血液内科常勤医は4名, 入院患者数は30名, 骨髄移植もしていない一般的な血液診療科であったようなので, 同種造血幹細胞移植を年間30例ほど施行する人気科に発展させた現部長の功績は大いに賞賛されるべきであろう.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
