近年,造血器腫瘍診療の進歩はめざましく,新規の治療薬や治療法が次々と臨床の現場に導入される一方で,使用法や副作用をめぐるこれまでにはなかった問題点も新に生じてきている。本誌は,常にアップデートされていくエビデンスの中から臨床の現場に直結した最新情報を厳選し,視覚的効果を駆使しつつ「分かり易く」のコンセプトのもと一歩先のトレンドを指し示す。
○Visual View 目で見るメカニズム
慢性骨髄性白血病治療の現状/岩崎浩己/赤司浩一
○Round Table Discussion
慢性骨髄性白血病診療の現状と展望/(司会)松村 到 /(出席者)木村晋也 /木村文彦 /高橋直人/三谷絹子
○Person 人と研究
・慢性GVHDにおけるTreg恒常性の破綻とその回復/松岡賢市
・Wnt作動薬R-spondin1を用いた腸管保護の有用性―同種造血幹細胞移植モデルを用いた検討/高嶋秀一郎
○Controversy アンケート調査
初発成人慢性期CMLの治療におけるチロシンキナーゼ阻害薬について/宮脇修一
○Clinical Interface 病院紹介
岩手医科大学附属病院血液・腫瘍内科/石田陽治
○Laboratory Techniques
第3回:病理学からのアプローチ―骨髄編/定平吉都
○Around Hematological Malignancies
メチル化阻害薬/南谷泰仁
○World Report
38th Annual Meeting of the European Group for Blood and Marrow Transplantation/原 雅道
○Opinion
血液診療科の現状と活性化のための方策―第2回―/大野竜三
○Forum
多発性骨髄腫―診断と治療の進歩/(座長)小澤敬也/(演者)谷脇雅史