Around Hematological Malignancies
メチル化阻害薬
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- 掲載誌
- Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.2 42-44, 2012
- 著者名
- 南谷 泰仁
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Trends in Hematological Malignancies
「血液腫瘍におけるDNAのメチル化」DNAのメチル化とは遺伝子のプロモータ領域に存在するCpGアイランドのシトシンがメチル化シトシンに転換している現象であり, メチル化を受けた遺伝子の転写は抑制される. このようにDNAの塩基配列の変化を伴うことなく遺伝子発現量が制御されることをエピジェネティクスなメカニズムと呼び, DNAのメチル化はその1つである. DNAのメチル化はほとんどの種類の悪性腫瘍にみられる現象であり, がん抑制遺伝子の転写が不活化されることで腫瘍化メカニズムの一端を担っていると考えられている. メチル化は血液腫瘍でも広くみられるが, 骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome;MDS)における研究が最も盛んに行われている. これまでに, MDSにおいてDNAのメチル化を受ける遺伝子が多数存在すること, 病期が進行するほどメチル化の割合が高いこと, メチル化が予後と相関する遺伝子が存在することが知られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
