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M-Review

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慢性骨髄性白血病治療の現状

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掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.2 6-9, 2012
著者名
岩﨑浩己 / 赤司 浩一
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Trends in Hematological Malignancies

「分子標的治療薬の標的シグナル, 治療効果, 副作用プロファイルの相違」フィラデルフィア染色体の発見(1960年)とそれに続くBCR-ABL融合遺伝子の同定(1980年代前半)により, 慢性骨髄性白血病(CML)の病因が解明され, 分子標的治療の開発研究がスタートした. ABLチロシンキナーゼのATP結合を競合阻害する分子としてイマチニブが開発され, 2001年から市販されると, CMLの治療成績は一変した. 従来の化学療法やインターフェロン治療では移行期・急性転化期への進行を十分に抑制できず, 同種造血幹細胞移植が施行可能であった症例の長期生存も60~70%といった状況から, 内服薬のみで実に90%の長期生存が得られる時代となった(IRIS試験). 第2世代の薬剤として, ABL阻害活性をより強化したニロチニブとダサチニブが登場した. ニロチニブが標的とするチロシンキナーゼはイマチニブとほぼ共通であるが, BCR-ABLに対する選択性が向上しており, その阻害活性はイマチニブの約30倍と強力である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Trends in Hematological Malignancies2012年8月号(Vol.4 No.2)

近年,造血器腫瘍診療の進歩はめざましく,新規の治療薬や治療法が次々と臨床の現場に導入される一方で,使用法や副作用をめぐるこれまでにはなかった問題点も新に生じてきている。本誌は,常にアップデートされていくエビデンスの中から臨床の現場に直結した最新情報を厳選し,視覚的効果を駆使しつつ「分かり易く」のコンセプトのもと一歩先のトレンドを指し示す。

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