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M-Review

ドライアイリサーチアワード

BUT短縮型ドライアイ患者における角膜痛覚過敏

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掲載誌
Frontiers in Dry Eye Vol.15 No.1 26-28, 2020
著者名
田川 義晃
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Dry Eye
Key Words
BUT短縮型ドライアイ / 角膜知覚神経 / Cochet-bonnet角膜知覚計 / 角膜痛覚過敏

涙液層破壊時間(BUT)短縮型ドライアイは,BUTが5秒以下と短縮しているものの,涙液量は減少せず,角結膜上皮障害もあまり強くない,他覚的にはドライアイの軽症例と考えられることが多いが,軽度の他覚所見からは説明困難な非常に強い自覚症状を感じていることが知られている。1995年に戸田らがOphthalmology誌に発表して以来1),眼科臨床においてはよく知られている疾患名だがいまだに他覚所見と自覚症状の乖離の原因は十分に解明されているとは言い難い。そして実臨床では,眼科医から患者に治療すべき他覚所見がないので大丈夫であると告げても一向に満足せず,なにをどう治療するべきなのか外来で困惑する疾患の一つであるといえる。
このBUT短縮型ドライアイの自覚症状と他覚所見の乖離の原因として,角膜知覚神経の感受性に何らかの変化が生じているのではないかと考えたので,Cochet-bonnet角膜知覚計(図1)を用いて検討を行った。
「KEY WORDS」BUT短縮型ドライアイ,角膜知覚神経,Cochet-bonnet角膜知覚計,角膜痛覚過敏

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Frontiers in Dry Eye2020年春号(Vol.15 No.1)

悪化すると日常生活に多大な支障を来すドライアイ。QOLが重要視される現代社会において,眼科医のみならず一般の人々の関心も高まっている中,治療薬,検査法の開発動向や診療の現状をタイムリーに紹介します。ドライアイとは何か,そのメカニズム,関連疾患などを一般の人々にも向けて分かりやすく解説しています。

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