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GI-Metabolism Forum
第5回GI-Metabolism Forum 特別講演 消化管から動脈硬化予防を考える

掲載誌
THE GI FOREFRONT Vol.10 No.2 88, 2015
著者名
山下智也
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 消化器 / アレルギー・免疫
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 消化器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科 / 消化器外科
媒体
THE GI FOREFRONT

「動脈硬化は慢性の炎症性疾患」動脈硬化は慢性の炎症性疾患である。我々は動脈硬化性疾患の発症予防のために抗炎症免疫療法を確立して臨床応用することを目標として研究を開始した。腸には経口免疫寛容という免疫機序があり,重要な役割を果たすのは制御性T細胞(regulatory T cell:Treg)と免疫寛容性樹状細胞(tolerogenic dendritic cell:tolerogenic DC)である。血管の動脈硬化巣にもTregとtolerogenic DCが存在することがわかっている(図1)。そこで,腸管免疫をレギュレーションすることで動脈硬化を抑制することができるという仮説を立てて研究を進めた。我々の検討から,抗CD3抗体とビタミンD3はそれぞれ経口で投与すると腸においてTregが増加し,樹状細胞の活性化マーカーが減少して経口免疫寛容と同じ反応が誘導できることがわかった。いずれも機序は解明されていないものの,結果として動脈硬化巣でTregが増加することによって動脈硬化が抑制された。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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