老化と腎臓
CKDと老化
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.8 No.3 39-45, 2009
- 著者名
- 佐藤 稔
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 腎臓 / アンチエイジング
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「SUMMARY」腎機能は老化とともに低下し, 65歳以上では人口の1/3以上がGFR 60mL/分/1.73m 2未満の腎機能低下を呈している. 老化による腎機能への影響は, 主に動脈硬化を基盤とした腎内細小動脈硬化, 糸球体硬化および尿細管機能障害により生じる. その原因となる障害として, 酸化ストレスの蓄積, ミトコンドリア障害などがあげられる. 逆に, 腎機能の低下は老化を促進すると考えられる. 慢性腎臓病患者のpremature senescenceに関与する要因には, 高血圧, 脂質代謝異常, 尿毒素物質蓄積などによる動脈硬化促進, Klotho蛋白の低下などがあげられる. レニン・アンジオテンシン系の阻害などにより腎機能保護を行うことは, アンチエイジングの一環となり得ると考えられる. 「I はじめに」高齢化社会を迎え, 腎疾患領域でも高齢者を診察する機会が増加している. 老化現象は, 避けることのできない生理的老化と病的老化に分けられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
