老化と腎臓
老化による腎機能の変化
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- 掲載誌
- Nephrology Frontier Vol.8 No.3 24-27, 2009
- 著者名
- 堀尾勝
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 腎臓
- 診療科目
- 一般内科 / 腎臓内科 / 老年科
- 媒体
- Nephrology Frontier
「SUMMARY」健常人の腎機能の変化は生体腎移植ドナーを中心に検討されている. 米国での実測GFRの平均は20歳で115, 45歳で105mL/分/1.73m 2程度と, 45歳までは0.4mL/分/1.73m 2と緩やかな腎機能低下を示す. 45歳以上では低下速度は2倍に増加する. 黒人, 白人の人種差はなく, 日本人の腎移植ドナーの実測GFRも米国と大きな相違はない. 「I 慢性腎臓病(CKD)の頻度と年齢」2007年には約3万6000人が新たに透析を導入されている. 各年齢層の人口10万対透析導入数を算出すると, 導入数は加齢とともに増加し, 男性は女性の約2倍である(図1)1)2). 透析に至る前の予備軍としての腎機能低下例も, 加齢に伴い増加していると推測される. 住民検診での尿蛋白の頻度も加齢に伴い増加しており, 透析導入数同様, 男性で頻度が高い(図2)3). 一般住民における慢性腎臓病(CKD)の頻度は, 住民検診の血清Cr, 年齢から糸球体濾過量(GFR)推算式4)を用いて検討されているが, 40歳以後にGFR<60mL/分/1.73m 2の症例が増加すると推測されている(図3)3).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
