【特集 肺癌Up-To-Date】
肺癌における癌幹細胞研究の展望
Perspective in lung cancer stem cell research
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- 掲載誌
- THE LUNG perspectives Vol.23 No.1 60-64, 2015
- 著者名
- 瀧川奈義夫
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 癌
- 診療科目
- 呼吸器内科 / 腫瘍内科
- 媒体
- THE LUNG perspectives
「Summary」EGFRやALKなどの癌遺伝子依存性のある肺癌に対してチロシンキナーゼ阻害薬を使用しても1年前後で増悪することが多い。その原因として,肺癌幹細胞あるいは癌幹細胞様の性質を有する細胞の治療抵抗性によるものが主と考えられている。癌幹細胞は自己複製するとともに分化した癌細胞を作り出すという階層性モデルが主流であった。最近では,微小環境において分化した癌が癌幹細胞の性質を獲得するという可塑性に重点をおいたモデルが提唱されている。ヒト肺癌組織では癌幹細胞自体の同定がいまだ困難な状況にあるが,遺伝子改変マウスを中心に本領域の研究は進んでいる。本稿では,ドライバーオンコジーン,組織型マーカー,表面マーカーおよび微小環境からのシグナルを中心に肺癌における癌幹細胞研究を概説する。
「Key words」肺癌,ドライバーオンコジーン,癌幹細胞,幹細胞性,微小環境
「Key words」肺癌,ドライバーオンコジーン,癌幹細胞,幹細胞性,微小環境
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
