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骨盤内手術に必要な骨盤の解剖

根治的膀胱全摘除術に必要な女性骨盤の解剖

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掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.18 No.2 59-65, 2010
著者名
藤元博行
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
泌尿器
診療科目
産婦人科 / 泌尿器科 / 手術・救急
媒体
排尿障害プラクティス

「はじめに」女性の膀胱全摘は男性に比較すると頻度も少なく, なじみが薄いかもしれないが, 解剖を理解することで男性より容易に摘出が可能な側面がある. 婦人科の解剖書では「○○側腔」「○○靭帯」という概念が頻繁に登場する. 子宮を摘出するということは, 膀胱並びに直腸を温存してその中間に存在する子宮を摘出する訳であるが, このために婦人科医にとって必要不可欠な概念であり, そのことを理解することは泌尿器科医にとっても重要である. 腹膜外に存在する膀胱, 尿道, 膣あるいは直腸は, 脂肪内に「埋もれた」状況で存在している. 脂肪のなかに埋もれているこれらの臓器は, 発生学的, あるいは解剖学的に容易に展開処理が可能な「通り道」があり, その「通り道」を展開することにより生まれるスペースは「側腔」と呼ばれている. この側腔を, 具体的にどのように展開するか解説したい. 婦人科で用いられる「靭帯」のうち理解する必要があるのは円靭帯, 基靭帯, 仙骨子宮靭帯等である.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

全文記事
排尿障害プラクティス2010年6月号(Vol.18 No.2)

排尿障害は臨床のあらゆる科に関係し,その病態と治療方法は多岐にわたる。本誌は QOL を尊重する医学,医療を学ぶ上で必須の項目として,各科の臨床医を主な対象に,実地に役立つよう分かりやすい編集。

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