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アンチエイジングと排尿障害,ED

膀胱排尿筋収縮とNO


掲載誌
排尿障害プラクティス Vol.18 No.2 31-37, 2010
著者名
矢内良昌 / 佐々木昌一 / 窪田泰江 / 橋谷光 / 郡健二郎
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
泌尿器 / アンチエイジング
診療科目
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス

一酸化窒素(nitric oxide;NO)は血管平滑筋をはじめ, 陰茎海綿体, 尿道といった泌尿生殖器を含む多くの臓器において平滑筋を弛緩させる生理活性物質であることがわかっている. しかし膀胱平滑筋における生理作用については, これまでにさまざまな報告がなされているが, いまだ一定の結論が得られていない. 本稿では平滑筋の収縮機構, 一般的なNOの作用について概説し, これに対して膀胱平滑筋におけるNOの作用についての最近までの報告を, われわれの研究結果を交えて紹介する. 「はじめに」膀胱の生理機能は蓄尿と排尿の2つの要素により構成され, それぞれ中枢からの神経性制御を受けている. 蓄尿時には橋排尿中枢から仙髄副交感神経核への抑制信号が送られ, 胸腰髄交感神経核の活動により交感神経から放出されるノルアドレナリンによりβ受容体を介した膀胱の弛緩反応が起こる. しかし交感神経性ノルアドレナリンの膀胱平滑筋への直接作用は明らかではなく, おそらく副交感神経節を抑制することにより弛緩作用を生じていると考えられている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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