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TNF-α/カケクチン
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- 掲載誌
- 栄養-評価と治療 Vol.26 No.3 73-75, 2009
- 著者名
- 白木 亮 / 森脇 久隆
- 記事体裁
- 用語解説 / 全文記事
- 疾患領域
- 癌 / 栄養管理
- 診療科目
- 消化器内科 / 消化器外科
- 媒体
- 栄養-評価と治療
「POINT」 腫瘍壊死因子(TNF)は多彩な生理活性を有するマクロファージ由来の炎症性サイトカインの1つであり, 移植や培養した腫瘍細胞には細胞死を誘導するが, 大多数の細胞には炎症サイトカインの産生や接着分子の発現上昇, あるいは細胞増殖などを引き起こす. TNFの名称は腫瘍壊死作用に由来するが, TFN-αは悪液質誘発因子として同定されたカケクチンと同一物質であり, 現在では抗腫瘍作用以外にも視床下部, 多核白血球, 血管内皮細胞, 骨や脂肪組織などのあらゆる組織や細胞において多彩な作用を示すことが知られている. 「I TNF-αとは」 腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor;TNF)はマウスに移植した腫瘍に対して出血性壊死を誘発させる因子として1975年にCarswellらによって単離され1), 1984年に遺伝子がクローニングされた. リンフォトキシン(lymphotoxin;LT)とは遺伝子座を同一にし, 同一受容体に作用して同一の生物活性を示すことから, TNFはTNF-α, LTはTNF-βとして取り扱われている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
