本文へ移動
M-Review

【特集 アルドステロン】

Ⅲ.アルドステロンと病態 2.アルドステロンと高血圧症(原発性アルドステロン症を中心に) 高血圧における原発性アルドステロン症の臨床的重要性

購入する

販売サイト「MeReBo」へ


掲載誌
The Lipid Vol.24 No.3 58-61, 2013
著者名
成瀬光栄 / 立木美香 / 難波多挙 / 中尾佳奈子 / 津曲綾 / 田上哲也 / 島津章 / 田辺晶代
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 代謝・内分泌 / 腎臓
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 神経内科 / 老年科
媒体
The Lipid

[Summary] 原発性アルドステロン症(PA)は副腎からのアルドステロン過剰分泌の結果, 高血圧と低カリウム血症を呈する疾患で, 二次性高血圧の代表的基礎疾患である. 副腎病変として一側性の副腎腺腫と両側性の過形成(特発性アルドステロン症)が代表的である. 高血圧における頻度が高いこと, 治癒可能であること, 標的臓器障害の頻度が高いことから, 適切な診断・治療が重要である. 合併症のない高血圧では約5%, 低カリウム血症合併, 重症高血圧, 治療抵抗性高血圧, 睡眠時無呼吸症候群合併高血圧では, さらに高頻度である. 一側副腎腺腫では副腎摘出により治癒あるいは改善が認められ, 両側例ではアルドステロン拮抗薬が有効である. 本態性高血圧と比較して, 脳, 心血管系, 腎臓などの標的臓器障害の頻度が高いと報告されている. 高血圧, 低カリウム血症に加えてアルドステロンの臓器への直接作用が関与する. 高血圧は日常診療において最も多く経験する生活習慣病であることから, 常に, PAの可能性を考慮する必要がある.
「Key Words」アルドステロン,高血圧,原発性アルドステロン症,本態性高血圧,アルドステロン拮抗薬

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

The Lipid2013年7月号(Vol.24 No.3)

近年の脂質代謝の研究は医学,工学,薬学,農学などあらゆる分野で,基礎的な研究にとどまらず応用の分野においても急速な進歩を遂げてきており,それらが病気の診断・治療に直接,間接に貢献してきたといえる。このような進展著しい脂質の研究の現況を,さまざまな視点から捉え,詳細な解説を加える専門誌。

購入する

販売サイト「MeReBo」へ

【特集 アルドステロン】