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M-Review

特集 喘息急性増悪の病態と治療Up-To-Date

ストレスによる喘息増悪の病態

Role of psychological stress in the exacerbation of allergic asthma

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掲載誌
喘息 Vol.28 No.2 25-31, 2016
著者名
宮坂智充 / 大野勲
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫 / 精神疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科 / 心療内科 / 精神科
媒体
喘息

「Summary」精神的ストレスは,気管支喘息(以下,喘息)の増悪における主要な危険因子の1つである。特に精神的ストレスの受容によるTh2型免疫応答の亢進は,喘息の病態悪化に深く関与している。われわれは,アレルギー性喘息マウスモデルを用いたこれまでの研究により,精神的ストレス負荷による中枢性オピオイドの放出と,それに引き続く視床下部-脳下垂体-副腎皮質(HPA)系を介したグルココルチコイド産生,ならびに好酸球性気道炎症の悪化へつながる経路の存在を明らかにしてきた。そのような気道炎症の悪化は,μオピオイド受容体欠損マウス,またはグルココルチコイド受容体シグナル伝達を遮断したマウスにおいて完全に消失したことからも,脳,神経-内分泌,および免疫応答の密接な連携による精神的ストレス応答の機序は,喘息の増悪に至る重要なメカニズムの1つであると考えられる。
「Key words」アレルギー性喘息,精神的ストレス,MOR,HPA軸,グルココルチコイド,制御性T細胞

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

喘息2015年12月号(Vol.28 No.2)

本誌は,喘息の病因から治療にわたる諸問題を臨床家の視点から把握しようとした,わが国に類をみない学術専門誌である。

創刊以来,毎号,特集形式で喘息に関する最新の基礎的研究および臨床的知見を分かりやすく解説し, 臨床の場において高い評価を得ている。さらに執筆者には, 第一線で活躍中の専門医, 新進気鋭の医師を配している。

2016年『喘息』から『喘息・アレルギー』へと誌名を変更。

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【特集 喘息急性増悪の病態と治療Up-To-Date/アレルギー診療のトータルアプローチ】

喘息・アレルギー治療における患者教育・指導