ガイドラインUp Date―各薬剤の位置づけ
Ⅰ.JPGL2008の改訂に関して 乳児喘息に関する改訂とそのポイント
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- 掲載誌
- 喘息 Vol.22 No.1 29-32, 2009
- 著者名
- 海老澤 元宏
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 呼吸器 / アレルギー・免疫 / 小児疾患
- 診療科目
- アレルギー科 / 小児科
- 媒体
- 喘息
「Summary」 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン(JPGL)は2002で大幅な改訂が行われ, 2005でもテオフィリン製剤の使用制限がかけられたが, 今回の2008はマイナーな改訂にとどまっている. JPGL2008の最も大きな改訂内容は, 「抗アレルギー薬が長期管理の薬物療法プランから消えたこと」である1). 抗アレルギー薬という概念はあっても, 現在は抗ヒスタミン薬, ロイコトリエン受容体拮抗薬などと薬効別に分類されている. 喘息治療の国際的なガイドラインであるGINAなどでは, 「抗アレルギー薬」という分類は最初から用いられていなかった. JPGL2008では, 単独で有効性が確認されているロイコトリエン受容体拮抗薬, クロモグリク酸ナトリウム(sodium cromoglicate;DSCG)のみを推奨し, いわゆる経口抗アレルギー薬を適応症があっても長期管理薬に推奨しなかったことは, 画期的なターニングポイントであったと思われる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
