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M-Review

【特集 多様化する骨粗鬆症治療薬とその選択】

Ⅰ.骨粗鬆症薬物治療総論 2.骨粗鬆症治療薬が骨質(構造特性)に及ぼす影響

Effect of osteoporotic agents on bone structural properties

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掲載誌
THE BONE Vol.29 No.2 23-28, 2015
著者名
伊東昌子
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節
診療科目
整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 放射線科
媒体
THE BONE

ビスホスホネート,テリパラチド,デノスマブは,骨構造特性に明確な効果を示す薬剤である.骨吸収抑制と骨形成促進という異なるメカニズムによって,海綿骨・皮質骨微細構造への効果に顕著な違いを示す.さらに,骨吸収抑制薬の中でもハイドロキシアパタイトに接着するビスホスホネートと分子状態で体液中に分布するテリパラチドの間で,またビスホスホネートの中でも骨親和性の違いによって,皮質骨多孔化に対する効果に違いが生じるというデータが報告されている.
「はじめに」多様化する骨粗鬆症治療薬は,それぞれの薬理特性や作用メカニズムに応じて,骨量や骨構造ならびに骨材質へ作用して,脆弱性を改善させる効果を有する.その効果の出現や程度は薬剤により異なるが,本章では,明確なエビデンスを有する薬剤としてビスホスホネート,テリパラチド,デノスマブを取り上げ,それぞれの骨構造特性(海綿骨・皮質骨微細構造,ジオメトリー)に対する効果について述べる.
「key words」microstructure,geometry,bisphosphonate,teriparatide,denosumab

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2015年夏号(Vol.29 No.2)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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