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骨免疫学Ⅱ
抗RANKL療法の臨床
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- 掲載誌
- THE BONE Vol.23 No.4 101-105, 2009
- 著者名
- 中村利孝
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 代謝・内分泌 / 膠原病・リウマチ性疾患疫 / 骨・関節 / 癌
- 診療科目
- 整形外科 / リウマチ科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 泌尿器科 / 腫瘍内科
- 媒体
- THE BONE
RANKLシグナルが関与する病態としては, 骨粗鬆症, 関節リウマチ, 腫瘍に伴う骨病変, 人工物周囲の骨溶解などがある. 製剤としてはモノクローナル抗ヒトRANKL抗体(デノスマブ)の開発が進んでいる. デノスマブは6ヵ月に1回の皮下注射で, 骨粗鬆症については, 骨代謝抑制, 骨密度増加効果が観察され, 強力な骨折防止効果も確認された. 関節リウマチについては, 手部の関節びらんの進行抑制が観察されている. デノスマブが骨・関節疾患治療に新たな展開をもたらすことが期待される. 「はじめに」RANKLは骨のリモデリングに必須な分子シグナルとして骨の細胞機能制御に中心的な役割を果たしている. また, 病態については, 炎症関連疾患における骨・関節破壊, 全身的および局所的な骨強度低下, 悪性腫瘍の骨転移などの主因となっている. RANKLシグナルを抑制的に調節する分子として製剤化されているものには, 抗体であるデノスマブ(denosumab)とデコイ受容体であるosteoprotegerin(OPG)とがある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
