全文記事
大腸癌治療の現在;化学療法と外科手術のコンビネーション
特集にあたって
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Pharma Medica Vol.27 No.11 2711-9, 2009
- 著者名
- 小西文雄
- 記事体裁
- 特集 / 全文記事
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 一般外科 / 消化器内科 / 腫瘍内科 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- Pharma Medica
大腸癌の化学療法は, 最近急速に進歩した. 切除不能再発大腸癌においては, イリノテカンやオキサリプラチンを使用したレジメンの生存期間中央値が1年半近くに, また, ヘバシズマブやセツキシマブの登場によって生存期間中央値が2年にまで延長されるようになった. しかし, 当然のことであるが, 化学療法のみでは根治的治療は困難である. 一方, 進行した大腸癌に対して, 手術的治療と化学療法を併用することによってより良好な成績を得ることを目的とする治療においても, これらの新規抗癌剤の登場によってその内容が変化してきた. Stage III大腸癌に対する根治手術後の補助化学療法, 切除不能肝転移症例に対して化学療法を施行して切除可能として根治的切除を施行する試み, また, 直腸癌に対する術前補助療法(Neoadjuvant therapy)として, 放射線照射に化学療法を加える方法, など, 「化学療法と外科手術のコンビネーション治療」の内容が, ここ数年でかなり変わってきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
