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高浸透圧高血糖症候群と糖尿病性ケトアシドーシスの合併,さらに麻痺性イレウスを併発した1症例

A case of mixed hyperosmolar hyperglycemic syndrome(HHS)and diabetic ketoacidosis(DKA)with paralytic ileus

Diabetes Frontier Online 2, e1-014, 2015

「要約」64歳男性。62歳時に2型糖尿病と診断され,SU剤と持効型インスリンの併用療法を受けていた。2週間前に転倒後インスリン中断,1週間前から腹部が膨隆し,救急車で来院した。軽度意識障害あり。抗GAD抗体陰性も尿中CPR 31.6μg/日と低下。HbA1c 9.1%,血糖994mg/dL,血漿浸透圧391mOsmでアセト酢酸,3-ヒドロキシ酪酸,血中総ケトン体はいずれも著明に高値,呼気ケトン臭強く,高浸透圧高血糖症候群(HHS)と糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)が合併した病態と考えられた。一方,腹部膨隆,腸雑音の消失,画像所見にて腸管拡張を認め麻痺性イレウスと診断した。HHSとDKA,さらに麻痺性イレウスを併発した例は貴重と考え報告した。
「キーワード」高浸透圧高血糖症候群/糖尿病性ケトアシドーシス/麻痺性イレウス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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症例 抄録