Aさん(初診時14歳1ヵ月の女児)は幼い頃から痩せていたが健康上の問題はなかった。部活でいじめられたことをきっかけに登校せず,中学1年生の秋から朝食と昼食をほとんど摂らずに自宅で過ごし,夕食だけを摂るようになり,体重が徐々に低下した。Bクリニックで抗不安薬,漢方薬,睡眠薬を処方され,月2回のカウンセリングを合計8セッション受けると(心理支援加算が算定されたようである),Aさんは朝から起きられるようになったものの,体重はさらに低下した。中学2年生に進級したAさんは父と母に連れられて,C病院の児童精神科を受診した。身長150.0cm,体重32.4kg,BMI 14.4kg/m2であり,日本小児内分泌学会「日本人小児の体格の評価」1)に記載されたBMI中央値の72%まで低下していた。
新刊
Doctor & Patient Communication
低体重と低栄養を伴う青年期摂食症の初診
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.12 No.1 40-41,
2026
著者名
鈴木 太
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
/
心療内科
媒体
精神科臨床 Legato
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

