AMPA受容体に特異的に結合するPETトレーサー[11C]K-2の開発により,ヒト生体脳のシナプス機能を直接評価することが可能となった。このトレーサーを用いて,統合失調症,うつ病,双極性障害,自閉スペクトラム症といった主要な精神疾患の病態を構成するstate・trait領域を明らかにした。さらに,双極性障害とうつ病の鑑別など,診断・治療の精緻化に寄与する可能性を示した。今後は大規模かつ縦断的研究による臨床応用の展開が期待される。
新刊
Psychiatric Lecture
病態 AMPA受容体イメージングからみえてきた精神疾患の病態
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.12 No.1 14-18,
2026
著者名
波多野 真依
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
/
心療内科
媒体
精神科臨床 Legato
Key Words
AMPA受容体
/
PETイメージング
/
バイオマーカー
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

