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人間ドック受診時のHbA1c異常低値を契機に発見したヘモグロビン異常症の1家系

Case report of one family with variant hemoglobin as detected by abnormally low HbA1c when diagnosed by routine examination

Diabetes Frontier Online 2, e1-001, 2015

「要約」症例1は45歳女性。人間ドック受診時にHbA1c異常低値を指摘。HbA1cは2.9%と低値であったが,75gOGTTで耐糖能障害を認めた。GAは13.5%であった。HPLCにて異常ピークを認めた。高分離HPLCにてA0に近い位置とかなり遅い時間にも異常ピークを認め,ヘモグロビン異常症と考えられた。症例2は76歳男性,症例1の父親。糖尿病と診断されており,近医で食事療法・運動療法にて経過観察中だった。HbA1cは4.8%であったが,随時血糖は常に200mg/dL以上であった。またGAは23.4%と高値であり,血糖コントロールは不良であると考えられた。HbA1c異常低値の症例ではヘモグロビン異常症を疑うべきであり,またヘモグロビン異常症患者ではGAを血糖コントロールの指標として用いることが推奨される。
「キーワード」ヘモグロビン異常症/HbA1c/HPLC/GA

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録