国際消化器癌発生学会(ISGC)
第5回 International Conference on Gastroenterological Carcinogenesis
胃がんperspective Vol.2 No.1, 70-71, 2009
国際消化器癌発生学会(International Society of Gastroenterological Carcinogenesis;ISGC)による第5回International Conference on Gastroenterological Carcinogenesisが, 2008年8月31日~9月2日の3日間, 英国オックスフォード大学内のカンファレンスセンターで開催された. 会長は英国病理学会の重鎮であり, Barts and the London School of Medicine and Dentistryの学長のSir Nicholas Wright教授である. ISGCは, わが国から発足した数少ない国際学会の1つである. 消化器癌の診断, 治療, 予防のために, 癌の発生と進展について, 基礎と臨床とが一緒になって研究しようという目的で設立された日本消化器癌発生研究会(会長・大原毅:元東京大学第3外科教授, 1989年創立, 1998年より学会)が母体となり, 1996年に広島大学病理学第1の田原榮一教授が第1回のISGCを広島で開催し, 世界16ヵ国から700名近い参加者を得て大成功を納めたのが始まりである.
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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。