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深部静脈血栓症(DVT)の最近の治療

整形外科領域における深部静脈血栓症の治療

菊池啓

Angiology Frontier Vol.7 No.3, 52-57, 2008

整形外科周術期血栓の予防・治療に対するガイドラインが2004年に発表され, 患者・社会ならびに医療スタッフにおける管理体制が始まった. 当初は, 高リスク患者に対する抗凝固療法としてワルファリンとヘパリンしか選択できなかったが, 2007年に合成Xa阻害薬(フォンダパリヌクス), 2008年に低分子量ヘパリン(エノキサパリン)が保険適応され, 患者に対する予防・治療の幅が広がった. 本稿では, これら薬剤の整形外科手術における一般的で安全な使い方を紹介する. 今後, 臨床現場(合併症のある患者)で日本人におけるエビデンスを確立しなければならない. 「はじめに」1998年に, “治療に過誤がなく, 早期に治療しても救命しえたか不明で, 因果関係がない”としながら, 『肺塞栓症に対する診断の遅れと死亡:救命期待利益の侵害』で一部有責となった判例が, 金沢地裁から報告された(日本整形外科学会会員ホームページ).

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