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服薬アドヒアランスを重視した治療

非定型抗精神病薬とアドヒアランス

塚原美穂子渡邊衡一郎

Schizophrenia Frontier Vol.7 No.3, 12-17, 2006

本稿では統合失調症の薬物療法において, 非定型抗精神病薬がアドヒアランスに与える影響について考察した. ノンアドヒアランスは予後を悪化させる因子であるが, 統合失調症患者のアドヒアランスは時間経過とともに低下する傾向にあり, アドヒアランスの維持は重要である. アドヒアランスは処方箋, ピルカウントや脱落率などの方法で測定されている. 過去の報告ではclozapineはアドヒアランスを改善するが, その他の非定型抗精神病薬は定型抗精神病薬と大きな差がなかった. しかし治療継続期間や再燃率, 再入院率では非定型抗精神病薬が有利であり, 広い意味で予後の改善に対して貢献しているといえる.

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