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服薬アドヒアランスを重視した治療

服薬アドヒアランスとは―コンプライアンスからアドヒアランスへ

山田浩樹上島国利

Schizophrenia Frontier Vol.7 No.3, 7-11, 2006

近年, 内服遵守に対する用語はcompliance(コンプライアンス)からadherence(アドヒアランス)に変わりつつある. コンプライアンスは医師の指示による服薬管理の意味合いで用いられるが, アドヒアランスは患者の理解, 意志決定, 治療協力に基づく内服遵守である. 治療は医師の指示に従うという考えから, 患者との相互理解のもとに行っていくものであるという考えに変化してきたことが, 内服遵守における, コンプライアンスからアドヒアランスという概念の変化につながっていると考えられる. さまざまな要因によってアドヒアランスは低下し, それによって病状の悪化をもたらすだけでなく, 治療計画にも影響し, 医師-患者間の信頼関係を損なう. 医師-患者間で治療同盟をつくること, 十分なインフォームドコンセントにより情報を共有すること, 患者が方向性を選択できるような治療を行うことがアドヒアランス向上にとって不可欠である.

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