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細胞内情報デリバリーの新手法

多機能性エンベロープ型ナノ構造体による遺伝子デリバリー

秋田英万小暮健太朗原島秀吉

再生医療 Vol.6 No.2, 45-51, 2007

「はじめに」人類は20世紀には宇宙へ挑戦したが, 21世紀は極微の世界への挑戦の時代となるであろう. ヒトゲノム配列の解明やアレイ解析技術の進歩に伴い, 遺伝子治療は従来の薬物治療では対処できなかった難治性疾患, 特に遺伝性疾患に対する新しい治療法になると期待されている. しかしながら, そのためには, 極微の世界における物質輸送を制御するための革新的技術革命が必要となる. 我々は独自のコンセプトに基づいて多機能性エンベロープ型ナノ構造体(MEND)を開発し, 遺伝子治療の基盤技術に貢献すべく, in vivoへの応用を目標に研究を展開している1). 本稿では, 遺伝子の細胞内動態の制御に基づいた人工遺伝子デリバリーシステムの設計戦略について我々のアプローチを紹介したい.

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