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Ⅱ.再生医学のナノテクノロジー

新規DDS製剤nanoegg™カプセル

山口葉子長澤輝明北川晶中村なつみ松本香代五十嵐理慧

再生医療 Vol.5 No.1, 71-77, 2006

Drug Delivery System(DDS)とは, 必要な時に, 必要な薬を, 必要量, 病変部に送り込むシステムであり, 薬物の薬理効果を高め, 副作用を低減するための必須の技術である. 近年, biotechnologyやnanotechnologyが注目される中, DDSも多岐にわたって研究が行われている. また, これからの高齢化社会におけるQuality of Life(QOL)向上や, 本格的なポストゲノム時代を迎えての遺伝子治療など, 臨床や社会におけるニーズは大きく変化し, 再生医療がますます重要なテーマになってきている. 我々はこれらの多様なニーズに答えるべく新たなDDS技術を開発していかなくてはならない. 経皮吸収システムは, 薬物の投与経路としては患者への負担が少ないため理想的であるが, 実際に薬物の吸収性, 透過性が非常に低いことが大きな欠点である. しかしながら近年, 経皮吸収システムの実用化を目指した新規技術の開発(イオントフォレーシス, エレクトロポレーション, マイクロニードル)も精力的に進められている1).

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