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実験講座

Inverse PCR

佐々木滋桑野博行河野隆志

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 94-98, 2007

遺伝子解析実験を開始するには, 目的遺伝子の情報を入手する必要がある. ヒトやマウスなど主要モデル生物の全ゲノム配列が明らかとなった現在においては, 容易に目的遺伝子の情報を手に入れられることも多い. しかし, 目的遺伝子の情報が不完全であったり, そもそも未知の遺伝子や再構成遺伝子を目的としたときには, 不可能なこともある. そのようなときに役立つのがInverse PCR法である. 本法は既知の塩基配列の情報に隣接する未知の塩基配列を調べる方法で, 具体的には, エクソン(cDNA)配列からのIntron領域のクローニング, がん細胞における欠失, 転座等に伴う再構成ゲノム領域のクローニング, 染色体に安定導入したプラスミドベクターの導入部位の決定, 部分cDNA配列からの未知の5'-cDNA, 3'-cDNA配列のクローニング等を行える.

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