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実験講座

PCRによる新たな遺伝子解析法

―RACE法とSLIC法―

檀上稲穂

Surgery Frontier Vol.14 No.2, 88-93, 2007

各生物種ゲノムプロジェクトの進行に伴ってゲノムDNAやcDNAの塩基配列データベースが充実し, 研究の進んだ遺伝子に関しては, 精度の高い情報が手軽に得られるようになってきた. 一方で, 転写開始点を複数保有する遺伝子や疾患と連動してスプライシングのパターンが変化した遺伝子や, mRNAの中の非翻訳領域に生じた変異が蛋白質レベルに影響を与える現象などが見出されるようになった. このようなケースはコンピュータ予測が極めて難しく, 研究者自らが遺伝子をクローニングして塩基配列を確認しなければならない. 本法は断片的な既知の塩基配列を足がかりとして, 非翻訳領域を含むcDNA断片をクローニングするために有用な方法である.

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