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実験講座

Comparative Genomic Hybridization(CGH)

佐々木功典河内茂人古屋智子

Surgery Frontier Vol.13 No.4, 90-95, 2006

癌のゲノム解析が一般的となり, ゲノム異常を網羅的に検出可能とするcomparative genomic hybridization(CGH)が日常的に利用されるようになってきた. この方法は1992年に染色体CGH(cCGH)として開発された. このCGHの最大の利点は, 一度の実験操作で, 癌におけるDNAコピー数異常(DNAコピー数の増減)部位と染色体上の場所として描出できることである. 最近ではアレイ技術の進歩に伴いアレイCGH(aCGH)が一般的技術として注目されている. cCGHでは困難であった遺伝子レベルでの解析が可能となり, 癌と遺伝子との関係を直接的に解析できるようになった. 本稿では, この両者の技術を紹介する. CGHに限ったことではないが, 癌組織と対照(正常)組織との比較がこの技術の要点であり, 癌組織内の正常細胞の混入をできるだけ少なくすることが精度と感度を上げることになる. そのためのtissue microdissectionはCGHに必須の技術となっている. これについても言及する.

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