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国際前立腺会議

国際前立腺会議からの報告 Committee 3 Epidemiology and natural history of prostatic diseases

(前立腺疾患の疫学と自然史)

塚本泰司舛森直哉

排尿障害プラクティス Vol.16 No.2, 60-63, 2008

「はじめに」2005年度のICUDでは前立腺癌および前立腺肥大症の疫学, 自然史のcommitteeが設けられたが, いずれもDr. Barryと村井教授が委員長で報告書がまとめられた. ここでは, 前立腺癌と肥大症の疫学, 自然史に関する主な話題を提供する. 1. 前立腺癌, 肥大症の疫学 1 前立腺癌 2002年の時点で, 世界的には年間68万人が前立腺癌と診断され, 22万人が前立腺癌で死亡している1). 従来からの傾向である北米, ヨーロッパ各国での罹患率が高く, アジアでのそれが低い, という所見には大きな変化はない. 人種別ではアメリカ黒人が最も高い罹患率を示す. 一方, アジア人における罹患率は最近増加傾向があり, PSA検診と診断の普及と生活習慣の変化が関与していると思われる2). 実際, 1978~1982年と1993~1997年とにおける年齢調整罹患率の比較では, シンガポール, 日本における罹患率は2倍になっている2).

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