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過活動膀胱の最前線

脊髄損傷における新しい治療法の可能性

―Neuronal and Glial restricted precursors(NRP/GRP)移植の効果―

三井貴彦Marion MurrayItzhak Fischer田中博柿崎秀宏野々村克也

排尿障害プラクティス Vol.15 No.2, 47-52, 2007

神経とグリアの前駆細胞であるNeuronal restricted precursors(NRP)とGlial restricted precursors(GRP)を同時に脊髄損傷部位に移植し, その効果について機能的, 組織学的に検討した. 雌ラットの第9/10胸髄レベルに挫傷による脊髄損傷を作成し, 損傷後9日目にアルカリフォスファターゼ陽性胎児ラットの脊髄から抽出したNRP/GRPまたは培養液を損傷部脊髄に直接注入した. 移植したNRP/GRPは損傷部位でそれぞれ神経細胞, グリア細胞に分化し, 脊髄損傷後の下肢機能および下部尿路機能の回復を促進した. また, 損傷部位よりも下位の腰仙髄レベルにおいて上位中枢からの下行性神経線維の投射が維持され, 末梢求心性神経であるC線維の脊髄後角への新生を抑制した.

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