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前立腺肥大症の治療の再検討

α₁ブロッカーの長期成績と手術移行例の予測因子

市岡健太郎

排尿障害プラクティス Vol.14 No.2, 27-31, 2006

α1ブロッカーによる薬物療法は, 前立腺肥大症(BPH)による下部尿路症状(LUTS)に対する有効かつ安全な治療方法であり, 広く一般に使用されている. 実際の臨床の現場においては, その安全性から第一選択として処方され, そのまま長期にわたって内服を続ける症例もあると予想される. しかしながら, 本来的には初期治療戦略とそのアウトカムはよく検討検証されるべきであり, ベストな治療法が治療開始早期に選択できるようにするべきである. ここではBPHによるLUTSに対するα1ブロッカーの長期成績についてreviewするとともに, その中で手術療法へ移行していく症例を予測する因子について述べる.

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