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検査とイメージ診断2

血尿の面像診断

信澤宏大槻紀子後閑武彦

排尿障害プラクティス Vol.14 No.1, 73-79, 2006

本稿では血尿の画像診断について検査技術(特にCT)を中心に症例を提示し解説する. なお, 本稿の主要部分は日獨医報(49巻:366-373, 2004)と臨床画像(21巻:970-980, 2005)に加筆改定したものであることをお断りする. はじめに 1 超音波の検査法 血尿に対する超音波は, 現在, 第1選択の検査である. 簡便に腎と膀胱の検索が可能であり, ドプラ超音波で腎血管性病変や膀胱腫瘤の評価も可能である. 尿管の全長を描出することは難しいが, 腎盂腎杯の拡張の有無は診断できる. 2 経静脈性尿路造影(Intravenous urography ; IVU)の検査法 本検査はヨード造影剤の投与を必要とするため, まず禁忌原則禁忌に関する問診が重要である. 本稿の趣旨からは外れるが, あまり周知されているとはいい難い事項として, メトフォルミン(経口糖尿病薬)とヨード造影剤の併用は乳酸アシドーシスを惹起する危険性がある(併用に制限がある). IVUではヨード造影剤を投与する前にまず透視を行い検査の障害物がないか否か確認する. 障害物がなければ背臥位腹部X線(KUB)を撮影する. 5分後から15分後の間に適宜透視を行い, 背臥位撮影を2-3回行う.

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