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(小特集)高齢者と食事/嚥下機能

回復期リハビリテーション病棟入院時における脳血管障害患者と大腿骨頸部骨折患者の栄養状態と日常生活度の比較検討

湧上聖

栄養-評価と治療 Vol.25 No.6, 55-58, 2008

回復期リハビリテーション病棟に入院した脳血管障害患者(脳血管群)78例, 大腿骨頸部骨折患者(骨折群)25例の栄養状態を予後推定栄養指数(PNI), 日常生活度(ADL)を機能的自立度評価法(FIM)を用いて評価し比較検討を行った. その結果, 骨折群がより貧血傾向であったが, PNIなどの栄養学的指標に相違はなかった. ADLは脳血管群が低下していた. また, PNIを40で群別すると, 脳血管群のうちPNIが正常であった群と骨折群のうちPNIが低値であった群のADLは同程度であった. 以上より, PNI40未満の群は, 栄養管理を強化する必要があるといえる. 「はじめに」昨今のわが国の政策では療養病棟の削減が話題になっているが, 回復期リハビリテーション病棟は在宅復帰の目的で増床されてきている. 栄養サポートチーム(nutrition support team;NST)の普及につれて, リハビリテーションの効果と栄養状態との関連も注目されてきており, 栄養状態と日常生活度(activity of daily living;ADL)との関連も報告されている1)2).

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