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エネルギー代謝の解析と管理

肥満・メタボリックシンドロームにおけるエネルギー代謝の解析とその管理

斉藤昌之

栄養-評価と治療 Vol.24 No.4, 45-48, 2007

[SUMMARY] 肥満はエネルギー出納のアンバランスによって体脂肪が過剰蓄積した状態であり,特に内臓脂肪型肥満はアディポカインの合成分泌異常を介してメタボリックシンドロームへと進展する代謝異常である.これらの解析と管理には,BMIや腹囲などの身体測定,CTスキャンなどによる体脂肪の量と蓄積部位の測定に加えて,ELISA法による血中アディポカイン濃度の測定が重要である.[はじめに] 平成16年国民健康・栄養調査報告によると,body mass index(BMI)が25以上の肥満者の割合が20年前に較べて増加しており,それに基づくメタボリックシンドロームは30~60歳代の男性と60歳代の女性の約3分の1にも達しているという.一方,BMI 18.5未満の低体重が20~40歳代の女性で増加しており,20歳代の約2割が痩せとなっている.これらはいずれも代表的な栄養代謝異常であり,その予防と治療には的確な病態把握,特にエネルギー・栄養状態の評価と管理が必須である.本稿では,肥満におけるエネルギー代謝とそれに起因する耐糖能異常をはじめとするメタボリックシンドロームについて概説し,それに基づいて診断・評価法のいくつかを紹介する.

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